第1回
献血の手引

-1.自己紹介

おそらく,この記事を読んでいる方はcoinsアドベントカレンダーから来たと思われるが,自己紹介しておく.
coins 24 AC の .Hiro K Matthews (@hiro_k_matthews)だ.
今回coinsアドベントカレンダーの17日目を担当している.
16日目のロボさんからのバトンを受け取り,技術系ではないが,今回献血という話題を扱っていこうと思う.

*画像等の利用について日本赤十字社に問い合わせたが,返答がなかったため画像の使用はなく,リンクで公式HPに転送するようにしている.

0.初めての献血

献血を初めて行ったのは,2023/3/9.18歳になったタイミングで献血自体は興味を持っており,いつか行きたいなと考えていた.
知り合いが献血に行っているのを知り,重い腰を上げて行ってみることにした.

初めていった献血ルームは”兵庫県で一番協力者が少ない献血ルーム”と言われている,新長田鉄人前献血ルーム/日本赤十字社
この献血ルームを選んだ理由が,もらえるノベルティが欲しいものだったからという少し不純な動機.

これから過去11回献血に行った経験から,献血について話していきたいと思う.

1.献血に行く前に確認しておくこと

献血できる条件

献血に行ったのに献血ができなかった,という経験をする人が後を絶たないのをご存じだろうか.

実は献血は誰でもできるわけではない.

献血基準/日本赤十字社や服薬などにも制限がかかっている.
基本的に献血は,”献血者が健康な状態である”ことを前提にして考えられているので,風邪薬などを服薬している時には献血に行くことができない.ましてや,持病などで継続的に服薬していると献血することができないのだ.
ただし,例外もあり,服用していても献血できる薬もあるので各自でチェックしてもらいたい.(服薬と献血について/日本赤十字社)

海外渡航歴などでも献血できない場合があるので,そちらも各自チェックしてもらいたい.(海外旅行者および海外で生活した方/日本赤十字社)

特に献血を受けられない理由として多いのは,ヘモグロビン濃度が低い,要は貧血である.

献血(特に全献血)では,ヘモグロビン濃度の値が悪いと献血を受けることができない.そのため検査を受けても,献血することなく帰らされてしまうことが少なくない.
裏技として,成分献血で予約をして当日の検査の看護師に,数値が良ければ全献血でもいい旨を伝えることで,回避することができる場合がある.

睡眠状況なども確認されるので献血当日はしっかり寝るようにしよう.

このほかにも複数確認項目がある,合わせて確認してほしい.(献血をご遠慮いただく場合/日本赤十字社)

これらを踏まえて自身ができそうな献血の種類を考えてほしい.(献血の種類/日本赤十字社)

献血の予約方法

初めて献血に行く際には,ラブラッド公式HP/日本赤十字社かアプリから予約するとスムーズに献血の検査を行うことができる.初めて献血を行う際でもラブラッドに登録できるのでお勧めしておく.

2.献血当日について

ここからは献血当日の動きをざっくりと説明していく.

服装について

献血では腕の血管から血を抜くことになる.そのため,服装は半袖のTシャツになれることが望ましい.
長袖だったとしても,袖を捲り上げやすい服装にしておくことが望ましいだろう.
特にNGなのは,捲り上げたときに腕の血管を締め付けてしまうような服装である.血流が悪化してしまい,献血に時間がかかってしまうため,避けたほうがいいだろう.

当日の動き

*注意事項
受付終了から献血開始までに少なくとも温かい飲み物かぬるい飲み物を2杯以上飲むようにする.
献血終了後も飲み物はこまめに取るようにする

その他の詳しい内容は公式HPを確認すること.(献血の手順/日本赤十字社)

3.その他

もらえるノベルティについて

献血ルームや期間などによってもらえるノベルティは変わる.各献血ルームのSNSやHPからも確認ができるので,ほしいノベルティを狙って献血を行うのも一つの手だ.
400ml全献血を行った人限定や,成分献血を行った人限定など様々あるので確認しておくといいだろう.
初回献血では,自分の血液型の献血バッグ型のキーホルダーをもらえることが多い.

それ以外でもラブラッドで予約し献血をすることでポイントをためることができる.20ポイントをためることで別のノベルティと交換することもできる.
これは必ず交換しなければならないわけではなく,ほしいグッズがあった時のためにためておくことも可能.(自分は今38ポイント)
ポイント制度については公式HPを確認してほしい.(「ラブラッド」ポイント記念品/日本赤十字社)

献血ルームの選び方

献血ルームをどこにすればいいのか悩むことがあると思う.ここに選び方の一つを紹介しておく.

おまけ 骨髄バンク

骨髄バンクは,看護師の検査の際に「骨髄バンクに登録したい」ということでも登録することが可能(そのほうがスムーズ).自分は,電話で骨髄バンクの検査が可能か確認して,医師の問診を受けた.
つくば市の献血ルームでは,問診の医者が骨髄バンクの問診をしたことがなかったということで,ゆっくり一つずつ確認しながら問診を行うことになった.
所要時間はおおよそ15分程度だった.
もし骨髄バンクを登録する際には参考にしてもらいたい.
骨髄バンクの詳細は公式HPをチェックしてもらいたい.(ドナー登録の方法/日本骨髄バンク)

4.まとめ

いかがだっただろうか.
献血というあまり触れてこなかった人も多いであろうテーマで記事を書いたが,これを機に献血を始める大学生が増えることを願っている.

そして自分は少なくとも100回を超えて献血に取り組んでいければと思っている.

明日18日目はみーしゃによる「期末直前!弱者男性によるラウンジ導入しろ記事 」だ.
引き続き,coinsアドベントカレンダーをお楽しみに.